先日adidasのCEOであるKasper Rorsted(カスパー・ローステッド)がアジア地域における〈adidas〉製品の約10%が偽物(コピー品)である可能性がある」と衝撃の発言をしたのが記憶に新しいが、現在も日本のネットオークションやフリマアプリでは多数のFake品が本物として、また場合によっては偽物である事を臭わせて相場より安値で販売するという手口も多く見受けられている。
そんなadidas製品のスニーカーで最も人気があると言われているadidas"Yeezy Boost 350 V2"の本物と偽物を比べて見ようと思う。
一見して本物と偽物はほとんど見分けがつかないと言っても良いかもしれない。
強いて言うなればヒールタブと履き口の幅が本物の方が若干狭い感じはする。
これはYeezy Boost 350の1stモデルの時も見分ける大きなポイントとなっていた。
色は写りで見方も変わるが物によって殆ど差はないと言えるが、よく見るとソールとの接着が甘いように見える。それとソールの凸凹の大きさに少し差があるようだ。
履き口を見ると違いが出てくる。ラインが真っ直ぐではない事、それと履いている内に質の悪いニット素材はすぐに伸びてきてしまう。
国内物であればグレーの日本語表記のタグが付いているが、海外物だとこちらのタグのみというのが多いだろう。Fake品の方がプリントが細い感じではあるが実際比べてみないとその場では判断は出来ないかもしれない。
BOXのステッカーはぱっと見違いは分かりにくい。こちらも文字の太さくらいしか見分ける事が出来ないのでその場での判断は難しいだろう。
また、ステッカーではなくBOXのプリントが一番違いがハッキリわかると個人的には思う。写真でも少し写っている通りFakeのBoxは文字がくすんでいて本物ははっきりとプリントされている。
以上見比べてみたところ、中を見たり実際履いてみない事には本物と偽物が分かりにくいくらい偽物の精度が上がっていると言える。Kasper Rorstedの言う通り偽物(コピー品)問題はかなり深刻なようだ。偽物を手に入れない為にも正規店で買えるようしっかりと情報を得る事が大事なようだ。
0コメント